欧州カップ戦は、グループステージ第5節と最終節が消化され、各グループの結果が全て出揃った。
CL フランクフルトとスポルティングが最終節で決勝T進出をかけて戦い、セルティックはGS敗退
第5節 フランクフルトはマルセイユに勝利して、最終節に望みをつなぐ
フランクフルトはマルセイユとホームでの対戦。
負ければCL決勝トーナメント進出の可能性がほぼなくなり、引き分けでもかなり苦しい状況に追い込まれるが、勝てば最終節に大きな望みをつなげられる。フランクフルトとしては、どうしても勝ち点3が欲しい一戦。
しかし、前節のイエロー2枚の退場によりルーカス・トゥタは出場停止、長谷部誠もトゥタの退場直後に負傷で退いてから戦列に復帰しておらず、守備の要2人を欠く。
試合開始わずか3分で鎌田大地が先制ゴールを上げる。前節のCL初ゴールに続いて、2試合続けての先制ゴール。
22分に追いつかれるも、27分には追加点を上げて、再びリードを築く。試合序盤に動きがあったもののその後はスコアは動かず、フランクフルトが2-1で逃げ切り、重要な勝ち点3を得た。
第5節 スポルティングはトッテナムと引き分け、守田英正は負傷で退く
守田英正が所属するスポルティングは、勝ち点差1で首位のトッテナムとアウェーで対戦、勝てば首位で最終節を優位に迎えられる。
試合序盤に先制すると、ホームチームの攻勢を受ける展開が続く。試合終盤までスコアは動かなかったが、80分についに同点ゴールを許す。さらに、試合終了間際の後半アディショナルタイム5分にハリー・ケインがネットを揺らし、劇的逆転弾での幕切れかと思われたが、VARの判定によりわずかなオフサイドで取消。抗議したトッテナムのアントニオ・コンテ監督が退場になるなど騒然、スポルティングとしては九死に一生を得た形で引き分けた。
守田は69分に負傷交代しており、ケガの具合、W杯出場への影響が心配される。
この結果、グループDは勝ち点2差の中に4チームが収まった混戦状態で最終節を迎える。
全チームともに勝てば自力で2位以内のグループステージ通過を決めることができ、首位トッテナムと2位スポルティングは引き分けでも通過できる。
最終節はスポルティング対フランクフルト、日本人所属チームどうしの対戦となるが、CL決勝トーナメントに進出できるのは、どちらか一方のチームだけになるという状況。
最終節 フランクフルトがスポルティングに競り勝ってCL決勝トーナメント進出
決勝トーナメント進出をかけて、スポルティングのホームでフランクフルトとの対戦となった。この試合、守田英正と長谷部誠は負傷離脱中でメンバー入りせず、鎌田大地はボランチでの先発。
前半、CKからゴール前の混戦をフランクフルトはものにできず、スポルティングは相手陣内でボールを奪った攻撃から先制点をものにする。
1点を追う展開のフランクフルトは、鎌田と競った相手のハンドでPKを得る。ここ最近キッカーを任されている鎌田は、ホーム・スポルティング観客からのレーザー・ポインターの攻撃も物ともせず、落ち着いて決めて同点に追いつく。鎌田はCL 3戦連続ゴール。
さらにランダル・コロ・ムアニの逆転ゴールでリードすると、そのままのスコアでフランクフルトが勝利した。
勝ったフランクフルトは2位でCL決勝トーナメント進出、敗れたスポルティングは3位でEL決勝トーナメント・プレーオフに回る。
スポルティングは結果から見れば、ホームのフランクフルト戦で引き分け以上にできなかったことも痛かったが、それ以上なのはマルセイユとの連戦を2戦とも落としたことだ。せめてホームゲームは勝っておきたかったところで、そうすればフランクフルトとの順位は逆転できていたことになる。
最終節のもう一試合マルセイユ対トッテナム戦は、トッテナムが1-2で勝利して1位を確保した。もしマルセイユが勝っていれば、フランクフルトは1位、スポルティングは4位でELにも回れずにグループステージで姿を消すことになっていたところだった。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 鎌田大地 | 長谷部誠 |
9/7 | 1 | H | スポルティング(ポルトガル) | ●0-3 | ~84分 | 84分~ |
9/13 | 2 | A | マルセイユ(フランス) | ○0-1 | ~88分 | フル出場 |
10/4 | 3 | H | トッテナム(イングランド) | △0-0 | フル出場 | フル出場 |
10/12 | 4 | A | トッテナム(イングランド) | ●3-2 | ~78分 1G | ~69分負傷交代 |
10/26 | 5 | H | マルセイユ(フランス) | ○2-1 | フル出場 1G | メンバー外 |
11/1 | 6 | A | スポルティング(ポルトガル) | ○1-2 | フル出場 1G(PK) | メンバー外 |
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 守田英正 |
9/7 | 1 | A | フランクフルト(ドイツ) | ○0-3 | フル出場 1A |
9/13 | 2 | H | トッテナム(イングランド) | ○2-0 | ~72分 |
10/4 | 3 | A | マルセイユ(フランス) | ●4-1 | フル出場 |
10/12 | 4 | H | マルセイユ(フランス) | ●0-2 | ~22分 |
10/26 | 5 | A | トッテナム(イングランド) | △1-1 | ~61分 負傷交代 |
11/1 | 6 | H | フランクフルト(ドイツ) | ●1-2 | メンバー外 |
セルティックは最終節を残してグループステージ最下位が確定
第5節、4位セルティックは勝ち点4差の3位シャフタール・ドネツクをホームに迎えた。
最終節に望みをつなぐためには、勝利が必要な状況だったが、1-1の引き分けに終わった。これでセルティックの最下位が確定し、グループステージで姿を消す。
消化試合となった最終節は、レアル・マドリードとアウェーで対戦して、5-1で敗れた。
セルティックは、スコットランド国内では無類の強さを発揮しているが、CLの舞台に出てくると見劣りをする。強者のプレーぶりを見せる国内試合とは対象的に、CLの試合運びは思わしくはない。
結果もそのことを如実に表しており、チャンピオンズカップ時代には優勝経験はあるものの、近年のCLでの成績は予選敗退、グループステージ敗退、ベスト16(決勝トーナメント1回戦)敗退といったところだ。
ELに回った際も、グループステージ敗退、ベスト32(決勝トーナメント1回戦)敗退といった感じになっている。
ECLが新設された昨シーズンも、CL予選で敗退してELに回り、ELグループステージ3位でECL決勝トーナメント・プレーオフに回り、そこで敗退した。
ライバルであるスコットランド2強の一角レンジャーズを見ても、昨シーズンこそCLグループステージ3位となりELに回り、そのまま準優勝と大躍進した。しかし、それを除けば欧州カップ戦での成績はセルティックと大差はない。今シーズンもCL予選を勝ち抜いたが、全敗の勝ち点0でグループステージ敗退になっている。
レンジャーズが所属するグループAは、5大リーグのナポリとリヴァプールが5勝1敗ずつで1,2位を占めた。オランダのアヤックスが、前述の2チームに全敗、レンジャーズには2勝して勝ち点6の3位。そういった結果からみても、所属国リーグの実力差そのままの結果になっている。
このあたりが、スコットランド・リーグ(スコティッシュ・プレミアシップ)の実力を如実に表しているのだろう。UEFAカントリー・ランキングを見ても、10~20位あたりを行き来しているだけで、オランダ(UEFAカントリーランキング7位)のように5大リーグ直後あたりの順位にはなかなか上がってこれていない。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 古橋亨梧 | 前田大然 | 旗手怜央 |
9/6 | 1 | H | レアル・マドリード(スペイン) | ●0-3 | 72分~ | 後半開始~ | ~72分 |
9/14 | 2 | A | シャフタール・ドネツク(ウクライナ) | △1-1 | ~68分 | 後半開始~ | ~68分 |
10/5 | 3 | A | ライプツィヒ(ドイツ) | ●3-1 | ~82分 1A | ~75分 | ~82分 |
10/11 | 4 | H | ライプツィヒ(ドイツ) | ●0-2 | ~66分 | ~80分 | ~66分 |
10/25 | 5 | H | シャフタール・ドネツク(ウクライナ) | △1-1 | ~66分 | 65分~ | ~84分 |
11/2 | 6 | A | レアル・マドリード(スペイン) | ●5-1 | ~63分 | ~63分 | ~82分 |
EL HJKヘルシンキがGSで姿を消すも、その他のチームはGS通過
グループA 首位アーセナルはPSV戦で初黒星も、1位通過で逃げ切る
冨安健洋が所属する首位アーセナルは、先週未消化試合の第2節と連戦で第5節PSVの試合となり、今度は2-0で敗れた。冨安は右SBで先発し、後半途中でベン・ホワイトとの後退で退いた。
引き分け以上で1位通過が確定する試合だったが、敗れたことで最終節に持ち越し。2位PSVとは勝ち点2差があるが、直接対決の得失点差では負けているため、最終節は勝利の場合のみ自力で1位を決められる。引き分けの場合、PSVが勝利すると1位を逆転されてしまう状況。
その最終節はホームでチューリッヒと対戦して1-0で勝利、かろうじて首位で逃げ切った。
この試合で冨安は試合終盤の73分からの出場だったが、88分に負傷して再交代で退いた。詳細はまだ不明だが、W杯出場が危ぶまれる最悪の状況に違いない。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 冨安健洋 |
9/8 | 1 | A | チューリッヒ(スイス) | ○1-2 | フル出場 |
9/15 | 2 | H | PSV(オランダ) | 延期 | |
10/6 | 3 | H | ボデ・グリムト(ノルウェー) | ○3-0 | フル出場 |
10/13 | 4 | A | ボデ・グリムト(ノルウェー) | ○0-1 | 70分~ |
10/20 | 2 | H | PSV(オランダ) | ○1-0 | ~76分 1A |
10/27 | 5 | A | PSV(オランダ) | ●2-0 | ~74分 |
11/3 | 6 | H | チューリッヒ(スイス) | ○1-0 | 73分~88分 負傷交代 |
グループC HJKヘルシンキは3位ローマに敗れて、4位でのGS敗退が確定
田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキは、勝ち点3差の3位ローマとの直接対決に敗れて最下位が確定、グループステージで姿を消すことになった。田中はこの試合でも出番はなかった。
最終節もベティスを相手に3-0で敗戦、田中は終盤の投入で10分少々プレー。
HJKヘルシンキは、最終的に1勝もできずに、勝ち点1の最下位という成績で終わった。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 田中亜土夢 |
9/8 | 1 | H | レアル・ベティス(スペイン) | ●0-2 | 出場せず |
9/15 | 2 | A | ローマ(イタリア) | ●3-0 | 出場せず |
10/6 | 3 | H | ルドゴレツ(ブルガリア) | △1-1 | 出場せず |
10/13 | 4 | A | ルドゴレツ(ブルガリア) | ●2-0 | 70分~ |
10/27 | 5 | H | ローマ(イタリア) | ●1-2 | 出場せず |
11/3 | 6 | A | レアル・ベティス(スペイン) | ●3-0 | 80分~ |
グループD ユニオンは第5節で1位通過確定、ウニオン・ベルリンは最終節で2位を確保
原口元気が所属するウニオン・ベルリンは、勝ち点1差の2位ブラガとの直接対決を制して2位浮上、原口は試合終了間際の交代要員として投入された。
最終節のユニオン戦は、ブラガと2,3位をかけた争いになる。
同組の首位ユニオン・サン=ジロワーズは最下位マルメに勝利して1位通過が確定、最終節のウニオン・ベルリン戦は消化試合になる。
最終節の3位ブラガの相手が、勝ち点0で最下位のマルメということを考慮すると勝ち点3を積み上げることは濃厚とみられる。そのため、勝ち点2差で2位のウニオン・ベルリンとしては、どうしても勝利が欲しいユニオン戦。
開始6分でウニオン・ベルリンは先制すると、そのまま逃げ切って0-1で勝利、自力で2位を確定させた。原口は先発して62分までプレー。
町田浩樹はこの第5,6節でもメンバー入りせず、怪我により今シーズンはまだ出場もベンチ入りもない。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 原口元気 |
9/8 | 1 | H | ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) | ●0-1 | ~60分 |
9/15 | 2 | A | ブラガ(ポルトガル) | ●1-0 | 67分~ |
10/6 | 3 | A | マルメ(スウェーデン) | ○0-1 | 84分~ |
10/13 | 4 | H | マルメ(スウェーデン) | ○1-0 | ~67分 |
10/27 | 5 | H | ブラガ(ポルトガル) | ○1-0 | 94分~ |
11/3 | 6 | A | ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) | ○0-1 | ~62分 |
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 町田浩樹 |
9/8 | 1 | A | ウニオン・ベルリン(ドイツ) | ○0-1 | メンバー外 |
9/15 | 2 | H | マルメ(スウェーデン) | ○3-2 | メンバー外 |
10/6 | 3 | A | ブラガ(ポルトガル) | ○1-2 | メンバー外 |
10/13 | 4 | H | ブラガ(ポルトガル) | △3-3 | メンバー外 |
10/27 | 5 | A | マルメ(スウェーデン) | ○0-2 | メンバー外 |
11/3 | 6 | H | ウニオン・ベルリン(ドイツ) | ●0-1 | メンバー外 |
グループE レアル・ソシエダは5連勝で首位をキープ、最終節の1位通過をかけたマンU戦に破れるも辛うじて1位通過
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、第5節でオモニア・ニコシアと対戦して0-2で勝利、5連勝として首位を維持した。久保は33分に相手との競り合いで左肩を負傷した影響からハーフタイムで退いた。
マンチェスター・ユナイテッドも第5節を勝利して、勝ち点3差の2位につけており、最終節は1位通過をかけた直接対決となった。
アウェーでは勝利していること、ソシエダのホームでの対戦ということで、勝利が期待されたが、結果は0-1で敗戦。
ELでは同勝ち点で並んだ場合、当該チーム間のそれぞれ勝ち点・得失点差・総得点がまず参照されるが、ここまで両者はすべて同じ。続いて、全体の得失点差・総得点…… といった具合に参照されるが、全体の得失点差で1上回っていることで、ソシエダの1位通過が確定した。
久保は、当初は負傷したEL第5節の次のリーグ戦にも出場可能な見通しと伝えられていたが、結局30日のリーグに続いて、このEL最終節も欠場となった。
当初の見込みよりもケガした左肩の具合は悪いようで、W杯への影響が心配される。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 久保建英 |
9/8 | 1 | A | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) | ○0-1 | ~78分 |
9/15 | 2 | H | オモニア・ニコシア(キプロス) | ○2-1 | 61分~ 1A |
10/6 | 3 | A | シェリフ(モルドバ) | ○0-2 | フル出場 |
10/13 | 4 | H | シェリフ(モルドバ) | ○3-0 | 62分~ 1A |
10/27 | 5 | A | オモニア・ニコシア(キプロス) | ○0-2 | ~前半終了 負傷交代 |
11/3 | 6 | H | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) | ●0-1 | メンバー外 |
グループG フライブルクは第5節で引き分けるも、2位カラバフが敗れたため1位通過が確定
堂安律が所属するフライブルクは、既に4連勝でグループステージ通過は確定済み。
第5節はオリンピアコスとホームで対戦して1-1の引き分け。序盤に先制されるも、後半アディショナルタイムに追いついた。
自力での1位は確定できなかったが、2位カラバフ・アグダムが敗戦したため、フライブルクの1位通過が確定した。
消化試合となった最終節はカラバフとアウェーで対戦し、この試合も1-1で引き分けた。堂安はベンチ入りするも出場せず、ターンオーバーで休養を与えられたと見られる。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 堂安律 |
9/8 | 1 | H | カラバフ・アグダム(アゼルバイジャン) | ○2-1 | ~93分 1G |
9/15 | 2 | A | オリンピアコス(ギリシャ) | ○0-3 | ~69分 |
10/6 | 3 | H | ナント(フランス) | ○2-0 | ~83分 1A |
10/13 | 4 | A | ナント(フランス) | ○0-4 | ~75分 |
10/27 | 5 | H | オリンピアコス(ギリシャ) | △1-1 | ~64分 |
11/3 | 6 | A | カラバフ・アグダム(アゼルバイジャン) | △1-1 | 出場せず |
グループH モナコは第5節で首位と引き分けて1位通過がなくなるも、最終節の白星で2位通過を決めた
南野拓実が所属するモナコはフェレンツヴァーロシュと対戦して引き分け、南野はベンチ入りするも試合には出場しなかった。
首位フェレンツヴァーロシュと勝ち点3差の2位を維持しているが、直接対決で1分け1敗と負け越しているため、最終節で勝ち点で並んだとしてもモナコは順位を逆転できない。そのため、フェレンツヴァーロシュの1位が確定。
3,4位が勝ち点1差ですぐ背後に控えている状況のため、モナコは最終節を勝てば自力で2位を確定できるが、引き分け以下だともう一方の試合結果による。
最終節のレッドスター戦は4-1と快勝、モナコは勝ち点3を得たことで、無事に2位通過を決めた。
南野はこの試合もベンチ入りするも出番はなし。リーグ戦も含めて、思ったような出場時間が得られていない。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 南野拓実 |
9/8 | 1 | A | レッドスター(セルビア) | ○0-1 | ~57分 |
9/15 | 2 | H | フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) | ●0-1 | 出場せず |
10/6 | 3 | H | トラブゾンスポル(トルコ) | ○3-1 | 73分~ |
10/13 | 4 | A | トラブゾンスポル(トルコ) | ●4-0 | 63分~ |
10/27 | 5 | A | フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) | △1-1 | 出場せず |
11/3 | 6 | H | レッドスター(セルビア) | ○4-1 | 出場せず |
ECL AZアルクマールは最終節の直接対決を制して1位通過、菅原由勢は決勝ゴールをアシスト
菅原由勢が所属するAZアルクマールは、第5節にファドゥーツと対戦して1-2で勝利。菅原はこの試合でも右ウイングでプレーした。
最終節は、勝ち点2差の2位につけるドニプロ-1と1位をかけての直接対決となった。
試合序盤に先制し、前半終了までに追いつかれる展開。試合終盤の87分、この試合も1列前でプレーする菅原は、右サイドからのクロスでヴァンゲリス・パヴリディスの決勝ゴールをアシスト。
AZアルクマールは2-1で勝利をものにして、首位のまま逃げ切った。
月日 | 節 | H/A | 対戦相手 | 結果 | 菅原由勢 |
9/8 | 1 | A | ドニプロ-1(ウクライナ) | ○0-1 | 61分~ 1A |
9/15 | 2 | H | ファドゥーツ(リヒテンシュタイン スイス2部) | ○4-1 | フル出場 1G |
10/6 | 3 | H | アポロン・リマソール(ギリシャ) | ○3-2 | フル出場 |
10/13 | 4 | A | アポロン・リマソール(ギリシャ) | ●1-0 | フル出場 |
10/27 | 5 | A | ファドゥーツ(リヒテンシュタイン スイス2部) | ○1-2 | フル出場 |
11/3 | 6 | H | ドニプロ-1(ウクライナ) | ○2-1 | フル出場 1A |