2022-23欧州カップ戦、決勝トーナメント初戦の組み合わせ、各国の決勝トーナメント進出状況

ELラウンド16組み合わせ結果と各国ごとの決勝トーナメント進出状況

EL決勝トーナメント・プレーオフの組み合わせと、ラウンド16直行組

EL決勝トーナメント・プレーオフの抽選結果は以下の通り。
1stレグが2月16日、2ndレグが2月23日の日程で試合が行われ、勝者がELグループステージを1位通過したクラブとラウンド16(決勝トーナメント・1回戦)で対戦する。
日本人所属クラブは、ウニオン・ベルリンがアヤックス、スポルティングがミッティラン、モナコがレバークーゼンとそれぞれ対戦する。また、アーセナル、ユニオン・サン=ジロワーズ、レアル・ソシエダ、フライブルクの各チームがそれぞれグループステージを1位で通過して、ELラウンド16へ直行している。

【EL決勝トーナメント・プレーオフ組み合わせ】
セビージャ(スペイン CL GS3位) vs PSV(オランダ A2位)
シャフタール(ウクライナ CL GS3位) vs レンヌ(フランス B2位)
ザルツブルク(オーストリア CL GS3位) vs ローマ(イタリア C2位)
アヤックス(オランダ CL GS3位) vs ウニオン・ベルリン(ドイツ D2位)
バルセロナ(スペイン CL GS3位) vs マンチェスター・ユナイテッド(イングランド E2位)
スポルティング(ポルトガル CL GS3位) vs ミッティラン(デンマーク F2位)
ユヴェントス(イタリア CL GS3位) vs ナント(フランス G2位)
レバークーゼン(ドイツ CL GS3位) vs モナコ(フランス H2位)

【EL GS1位 ELラウンド16(決勝トーナメント1回戦)進出クラブ】
アーセナル(イングランド A1位)
フェネルバフチェ(トルコ B1位)
レアル・ベティス(スペイン C1位)
ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー D1位)
レアル・ソシエダ(スペイン E1位)
フェイエノールト(オランダ F1位)
フライブルク(ドイツ G1位)
フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー H1位)

EL 各国ごとの決勝トーナメントの進出状況

・イングランド(1位) … 4+2
・スペイン(2位) … 1+4
・イタリア(3位) … 3+2
・ドイツ(4位) … 4+3
・フランス(5位) … 1+3
・ポルトガル(6位) … 2+1
・オランダ(7位) … 0+3
・オーストリア(8位) … 0+1
・ウクライナ(12位) … 0+1
・ベルギー(13位) … 1+1
・デンマーク(18位) … 0+1
・トルコ(20位) … 0+1
・ハンガリー(27位) … 0+1

上記は、足し算の左の数字がCLラウンド16進出クラブ数、右の数字がEL決勝トーナメント・プレーオフ進出クラブとELラウンド16直行クラブの合計数。
ざっくり言って、「CLとELの決勝トーナメント(プレーオフ含む)に進んだクラブの合計数」だ。
カッコ内はUEFAカントリーランキング。

なぜ、EL単独ではなくCLも合わせて見るのかといえば、EL単独で見てもその数字にあまり意味はないからだ。
例えば、スペインはEL決勝トーナメント(プレーオフ含む)に進んだクラブ数は4と一見すると多いが、それはCL決勝トーナメントに進んだクラブ数が1と少なかったため、その分CLグループステージ3位でEL決勝トーナメント・プレーオフに回ったクラブが2と多かったためだ。
逆に、イングランドはEL決勝トーナメント(プレーオフ含む)に進んだクラブ数は2と少ないが、CL決勝トーナメントには4クラブすべてが進出したため、3位でEL決勝トーナメント・プレーオフに回ったクラブは0だった。

こうしてみると、UEFAカントリーランキング上位の国はやはり強い。1位から7位のオランダまでは、「CL出場枠+EL出場枠(ともに予選出場権含む)」の上限いっぱいのクラブ数、もしくは1クラブ少ないクラブ数になっている。つまり、CLのグループリーグ4位かELグループリーグの3,4位で敗退したクラブ数が0か1ということ。

一方、8位オーストリア以下の国は、1クラブがやっとの状況。記載していないが、グループステージに出場して0だった国もある。15位までの国は、CLとELの出場枠の合計(予選含む)は3あるが、CL・ELの決勝トーナメント(プレーオフ含む)に到達するクラブ数は0か1というのは、やはり上位国リーグと比べての実力差がよく分かる数字だ。
その中で、ベルギーの2クラブという数字は、十分称賛に値する。

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