カタール・ワールドカップを見据えた日本代表のベストメンバー

サッカーは欧州のシーズンが終わり、6月には代表の試合が4試合組まれており、カタールW杯を見据えたメンバー選考が行われる。
そこで、個人的なW杯を見据えた現状のベストメンバーを考察してみた。

フォーメーションは4-3-3を基本に、オプションは4-6-0、4-2-3-1

現状、森保一監督は4-3-3を基本にして最終予選を戦い、成功もしているので、W杯もこれを基本布陣に考えるのは妥当だと思われる。
森保監督が、4-3-3を攻撃的というよりは守備の強化で考えていることも、ドイツ、スペインという欧州の強国と同組になったことを踏まえれば尚更だ。

森保監督はオプションとして4-2-3-1を挙げているが、これも妥当だと思われる。
ただ、3バックも検討するということに関しては、個人的には同意できない、3バックは絶対的に不要だと思う。なぜなら、森保監督で3バックなら3-4-2-1ということになるが、この布陣では現状森保ジャパンで得点を決めている伊東純也と三笘薫を活かすことができなくなるからだ。

4-3-3と4-2-3-1は、森保ジャパンでおなじみになっているので、4-6-0について考察してみよう。

現状の日本代表で有効なオプションは4-6-0ではないか

森保監督が基本布陣を4-3-3としたこと、そして攻撃の仕掛けもフィニッシュも、両ウイングが要となっている現状を踏まえれば、有効なオプションは4-6-0にあると考える。
4-6-0は0トップ、つまり偽9番のフォーメーションで、4-3-3の布陣から、CF(9番)の選手がトップ下(10番)のポジションに下がった形の布陣だ。4-3-3でスタートした試合の途中から、CFを鎌田大地や久保建英といったトップ下の選手に代えることで、容易に変化させることができる。
伊東純也、三笘薫という両ウイングの特徴を残したまま、鎌田や久保のトップ下のゲームの組み立てを加えることができる。

ちなみに、4-6-0のフォーメーションは、4-4-2ダイヤモンドと捉えることもできるが、現状の森保ジャパンを踏まえれば、伊東や三笘はウイングやサイドハーフの色合いがより濃いので、4-6-0の方が実態に近いと言える。

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