欧州カップ戦GS第4節、古橋亨梧が1G1A、中村敬斗はECL初出場で2G

UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ

11月4日に、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のグループステージ第節が各地で行われた。

中村敬斗がECL初出場2ゴールの活躍でLASKリンツはアラシュケルトに勝利

グループAのLASKリンツ(オーストリア)対アラシュケルト(アルメニア)の試合が行われ、LASKリンツはで、中村敬斗はフル出場して2ゴール。

これまで、予選には出場していた中村は、ELCの本戦グループステージにスタメンで初出場。

12分、LASKリンツは中央をパスを繋ぎながら突破、中村はそのパス交換の様子を見ながら、左サイドからゴールに向かってスルスルっと上がっていく。クリストフ・モンシャインからのラストパスをエリア内で受けた中村は、ダイレクトシュートでゴールに流し込んだ。

46分、LASKリンツはエリア前左サイドからのFKをトーマス・ゴイギンガーが直接ゴールを狙う。ゴール左上隅を狙った絶妙なシュートはキーパーの手をすり抜けて決まったかに見たが、バーに当たって地面で跳ねたボールは、わずかにゴールラインを越えなかった。惜しいシュートで追加点はならず。

試合終盤の87分、左サイドハーフウェイライン付近で奪ったボールを繋いで、ゴールを目指す。エリア内左で相手のマークを集めた味方からパスを受けた中村は、グラウンダーのシュートをゴール左隅に決めた。

中村の2ゴールで、LASKリンツは2-0の勝利。3勝1分けの勝ち点10で首位とゲーム差なしの2位、次節は1位マッカビ・テルアビブ(イスラエル)とアウェーでの首位攻防戦となる。この試合を勝てば1位通過を手繰り寄せるが、引き分け以下だとほぼ2位が確定する状況。

中村はマン・オブ・ザ・マッチにも選出されたが、その後新型コロナウィルス陽性となってしまった。移籍後も出場機会が限られていた中で、活躍した試合の直後だっただけに残念な状況だ。

原口元気のウニオン・ベルリンは、ぬかるんだピッチが原因で敗戦

グループEのウニオン・ベルリン(ドイツ)対フェイエノールト(オランダ)の試合が行われ、ウニオン・ベルリンは1-2で敗戦、原口元気はフル出場。

降雨でぬかるんだピッチとなったこの試合。
1-1と同点で迎えた72分、ウニオン・ベルリンGKへバックパスが入り、その処理中に足を取られて転倒。ボールを奪ったフェイエノールトはそのままゴールを決めた。これが決勝点となって、フェイエノールトが1-2で勝利。

ウニオン・ベルリンは1勝3敗の勝ち点3で4位。2位の可能性は残してはいるが、残り2試合を連勝した上で、他チームの結果次第という他力本願な状況。次節は3位マッカビ・ハイファ(イスラエル)とアウェーで対戦、この試合引き分け以下でグループステージ敗退が確定してしまう。

その他のECLグループステージ第4節の結果

グループAのマッカビ・テルアビブ(イスラエル)対HJKヘルシンキ(フィンランド)の試合が行われ、HJKは3-0で敗戦、田中亜土夢は58分までプレー。
HJKは1勝3敗の勝ち点3で3位、今節の結果をもって3位以下が確定し、グループステージ敗退が決まった。次節は4位アラシュケルト(アルメリア)とホームで対戦。

グループDのAZアルクマール(オランダ)対クルジュ(ルーマニア)の試合が行われ、AZアルクマールは2-0で勝利、菅原由勢はフル出場。
AZアルクマールは3勝1分けの勝ち点10で首位をキープ。次節は2位ヤブロネツ(チェコ)とアウェーで対戦、この試合引き分け以上で1位通過が決まる。

グループFのPAOK(ギリシャ)対コペンハーゲン(デンマーク)の試合が行われ、PAOKは1-2で敗戦、香川真司はメンバー入せず。
PAOKは2勝1分け1敗の勝ち点7で3位、次節は2位スロヴァン(スロヴァキア)とアウェーで対戦。

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