2021年夏、日本人選手の海外移籍確定情報2 久保建英マジョルカ復帰

久保建英

8月11日に、マジョルカへのレンタル移籍が確定。

久保は、2019-2020シーズンもマジョルカでプレーしており、古巣復帰となった。そのシーズンをラ・リーガ19位で2部に降格したが、1シーズンで1部に復帰してきた。再昇格のマジョルカを今度は残留に導くことができるだろうか、ルーキーではなく3シーズン目となった久保に求められているのは、そのミッションを達成することだろう。

久保の移籍先としては、マジョルカの他にレアル・ソシエダも有力先となっていた。
レアル・ソシエダは昨シーズンを5位で終え、今シーズンはUEFAヨーロッパリーグにも出場する。攻撃陣のメンバーも豊富で、昨シーズンのビジャレアル同様に出場機会が十分に確保されるかどうかが懸念される。
スペイン上陸の際には、「久保は日本のメッシと言われているが、より似ているのはダビド・シルバの方」という意見もあった。そのダビド・シルバがレアル・ソシエダには所属しており、年齢的にもフル出場は難しく、久保はそのバックアップと見られている面もある。
個人的には、ダビド・シルバのすぐ側で、そのプレーを学ぶことも大いに意味があるのではないかとも思ったが、出場機会の懸念もたしかに大きい。昨シーズンのことを考えれば、出場機会が十分に見込めるマジョルカへの移籍を選択することは、当然の流れだったかもしれない。
マジョルカでの契約には、最低出場試合数の設定や、それを満たさない場合には冬の移籍市場で移籍できる条件が明記されているという話があるが、昨シーズンの状況を踏まえてのことだろう。マジョルカでは、指揮官は交代しているが、ファンの声援は変わらずに久保の後押しをしてくれるはずだ。

中村敬斗

J1ガンバ大阪所属の中村敬斗は、これまでにオランダ1部のトゥウェンテ、ベルギー1部のシント=トロイデン、オーストリア2部のFCジュニアーズとレンタル移籍先を変えていた。
8月11日にFCジュニアーズとのレンタル移籍を解消して、オーストリア1部のLASKリンツに完全移籍することが発表された。

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